「松茸」の味を「秋鱧」がさらに引き立てる
季節の出会いもん。海老や銀杏など海の幸と山の幸を
いっしょに土瓶で蒸し上げた、松茸の代表料理です。
味はもちろんのこと香りも見ためも贅沢にして風流。
まずはお猪口にお出汁を注いでひと口。ふんわり松茸の
かぐわしい香りが、うっとりと食欲を誘います。
九月九日は五節供の一つ、「重陽の節供」です。
重陽とは陽数(奇数)が重なるという意。
最大陽数である「九」は、吉祥・幸福・光明の象徴と
古来中国では考えられていました。
今はなじみの薄い節供ですが、平安時代、宮中では
「菊の被綿」という行事が盛んに行われていました。
邪気を祓うとされる菊の花の香りと夜露が染み込んだ
真綿で体を拭い、永遠の若さを願います。
毎日のお惣菜やお弁当の他、
おばんざいや珍味・出汁など
ご贈答品としてもお使いいただける品々から
おせち料理や花見御膳・季節の鍋ものまで。
高級料亭の味をご家庭で楽しんでいただくことを
目指しています。