-おくいぞめぜん-
お食い初め膳(回収容器)
1客 箱サイズ(約):縦 25.7×横 25.7×高さ 8.0cm
※焼鯛 サイズ(約):25~30cm
・お食い初めとは
食べることは生きること、健やかに育っていくために一生食べることには苦労しないようにと願いをこめて行うのがお食い初めです。平安時代、宮中や公家の間で行われていた“五十日百日之祝儀(いかもものしゅうぎ)が庶民に伝わり、今に伝えられています。
地域によって様々な呼び方があり「百日祝い(ももかいわい)」や初めて魚を食べさせるという意味で「真魚始め(まなはじめ)」、初めて箸を使うことから「箸揃え」・「箸祝い」とも呼びます。
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※季節により内容および食材の形状が実際の商品と異なる場合が場合がございます。
商品内容 |
【吸い物】蛤・人参・大根・結び壬生菜 【焼き物】焼き鯛・ぶどう豆松葉刺し・酢蓮根(※画像は花蓮根となっておりますが現在は紅白丸蓮根のみとなります。ご了承ください。) 【酢の物】なます・いくら 【煮物】里芋・絹さや・南瓜・人参・蛸旨煮 【香の物】梅干し 【ご飯】赤飯 【備品等】歯固め石 ※歯固め石に巻いている紅白紐・お箸に巻いている箸留めは付属しておりませんのでご了承ください。 |
賞味・消費期限 |
製造より消費期限12時間 |
特定原材料 |
小麦・いくら・大豆・ごま・さば |
保存方法 |
要冷蔵(10℃以下) |
備考 |
最低注文金額は容器回収タイプの商品の金額になります。 |
原材料名および栄養成分値(推定値)はこちら
お食い初め膳には穀物、海のもの、山のものを取り入れ、一汁三菜(ご飯、お汁、おかずが3種類)と尾頭(おかしら)付きの鯛を用意するのが一般的です。美濃吉のお食い初め膳のメニューとそれぞれの食材のいわれをご紹介します。
・焼鯛
「めでたい」の語呂合わせや赤い色はおめでたいとされている事から、祝いの席には欠かせない魚である尾頭付きの鯛の塩焼きを用意します。頭から尾まで1尾丸々用意することにより最初から最後まで全うするという長寿の願いが込められています。
・赤飯
古くから赤い色には邪気を祓う力があるとされ魔除けの意味を込め、お祝いの席で振舞われるようになりましたた。
・ハマグリのお吸い物
ハマグリには将来いいご縁に恵まれるようにとの願いが込められています。
・紅白なます
紅白の水引になぞらえ、千切りの人参と大根で表現したもので一家の平和を願う縁起物とされ祝い事に添えられます。
・タコの煮物
関西地方では、お食い初めにタコを用いる習慣があり、歯固め石の代わりに祖父母や両親がそのタコを吸わせたり口や歯茎に少しつけたりします。タコを用いるのは、「た」べることに「こ」まらない為、「たくさんの幸せを願って=多幸=たこ」「なかなか噛み切れないタコが噛みきれるくらい歯が丈夫になりますように」といった様々な理由があります。
・梅干し
香の物に使用している梅干しは、しわがたくさん出来るくらいの長寿を願う意味が込められています。
お食い初めの順番
赤ちゃんが健やかに育っていくために一生食べることには苦労しないようにと食べ物を食べさせる真似をします。具体的なやり方としては一番長寿の方が代表して(男の子なら最年長の男性の方、女の子なら最年長の女性の方)しなやかで生命力のある白木の柳箸(神聖な木とされる)を手に取り膝に乗せて始めます。食材に箸先を触れ、赤ちゃんの口元に持っていくことを以下の順に行います。
赤飯→吸い物→赤飯→焼鯛→
赤飯→吸い物→赤飯→煮物→
赤飯→吸い物→赤飯→酢の物→
赤飯→吸い物→赤飯→香の物→
赤飯→吸い物→赤飯→歯固め
最後に丈夫な歯が生えますようにと願う歯固めの儀式を行います。歯固めの石に箸先をつけ、その箸を赤ちゃんの歯茎にあて食べさせる真似をします。そして最後は赤飯→吸い物で終えるようにします