京洛四季暦

寒い季節のごちそう、鍋料理

お鍋のイメージ

美濃吉の鍋が伝える、寒い季節の食の楽しさ

朝夕の空気に冷たさを感じるようになると、恋しくなるのがお鍋。
湯気の立つ鍋の中に、旬の野菜や魚・肉を泳がせ、旨みが溶け出したお出汁といただく鍋料理は、体も心もポカポカと温めてくれるもの。
美濃吉でも寒い季節の訪れとともに、旬の食材をふんだんに使ったもの、贅を凝らしたもの、少人数のご家庭で楽しんでいただく小鍋など、毎年さまざまなものを考案し、ご用意しています。
その中から、定番のものや、伝統に新しいエッセンスを加えた新作まで、自信を持っておすすめする品をご紹介してまいります。

鍋の味を支える美濃吉のお出汁

出汁のイメージ

季節の味覚や魚介類、肉など華やかな素材が共演する鍋。
その中核をなすのが、美濃吉の料理を語るうえで欠かせない出汁です。
長年付き合いのある鰹節専門店とともに試行錯誤を重ね、鰹節を基本に、ムロアジやイワシなどの出汁を加えて作る自慢の味わい。もちろん、一種類ではなく、料理に合わせてその配合を絶妙に変えています。
この出汁は、すべて自社の工場で引き、全国の店舗へと届けることで、安定した味わいを実現しています。料理屋として、出汁にかける手間は惜しまない。美濃吉の鍋づくりにもその想いは常に貫かれています。

鍋を育てる、季節の素材の旨み

鯛と聖護院大根の柚子あんかけ鍋イメージ
画像:鯛と聖護院大根の柚子あんかけ鍋イメージ

美濃吉自慢の出汁を使ったお鍋は、そこに旬の野菜や魚、肉を加え、火を入れることで、それぞれの持つ旨みがお出汁へと溶け出していくことで完成します。
九条ねぎや聖護院大根をはじめとする晩秋から冬にかけての京野菜、鯛などの魚介類、合鴨や丹波若どりなどの肉類。これらの素材の組み合わせによって、鍋にはられた出汁の深み、旨みはそれぞれに複雑なものへと変わっていきます。
その旨みも、食べ進めるにつれて素材の量や火の通り加減によって、少しずつ深まっていき、召し上がる方の好みに合う味わいへと変わっていきます。これも、鍋料理ならではの醍醐味と言えるでしょう。また、残ったお出汁をご家庭の小鍋などに移して、〆の雑炊をお作りいただいても美味しく召し上がっていただけます。

お鍋の召し上がり方は実に多彩で自由なもの。
美濃吉でご紹介するお鍋に、お好みに合わせてお好きな具材をちょっと足したり、白味噌や酒粕、豆乳などを加えて、いつものお出汁からまた違った味わいへとアレンジしていただくのもおすすめの召し上がり方。
その美味しさを、最後まで楽しんでいただくために、少しだけご注意いただきたいのが火の加減です。肉類には十分に火を通しながら、出汁を煮立たせすぎないよう火加減を調整すると、野菜の食感や魚に火が通り過ぎず、持ち味が生かせるだけでなく、お出汁の豊かな香りも長続きします。
これからぐっと気温が下がる、寒い季節が始まります。お出汁を味わい、旬の素材を楽しみ、さらに食材の旨みが重なったお出汁をいただく、ひとつの鍋の中で、時間とともに変わっていく美濃吉の鍋で、ぜひ楽しい食卓をお楽しみください。

美濃吉人気のお鍋

美濃吉の鍋は、おひとり様に向けた小鍋をセットしたものから、家族皆様で召し上がっていただける食材&出汁のセットまで、バリエーション豊かな商品を取り揃えております。また、店頭で販売するお鍋には、お持ち帰りにも便利で使い勝手のいい濃縮出汁タイプのものや、調理も簡単な電子レンジ調理が可能なものもございます。
ぜひ、食卓のご要望に合わせてお好みのお鍋料理をお選びください。

九条葱の合鴨鍋

九条葱の合鴨鍋イメージ

まずは美濃吉で長く親しまれている王道の鍋のご紹介。
「九条葱の合鴨鍋」は、合鴨肉とつくねを、甘い九条葱、シャキッとした食感の壬生菜とともにいただく鍋。合鴨肉は煮すぎず、やわらかさを楽しめる頃合いで。一方のつくねは、少し煮込むことで鴨の旨みがお出汁へと広がり、味わいをより豊かにしてくれます。食べ進めるほどにお出汁がおいしく育っていくのも、この鍋ならではの楽しみです。

うどんのすき

うどんのすきイメージ

美濃吉での鍋料理の定番「うどんのすき」。
鰹を中心に仕立てたお出汁に、魚や海老、野菜などさまざまな具材を合わせることで、あっさりとしつつも深い旨味の重なりを感じる味わいに仕立てています。なかでもこだわっているのが、特別にあつらえた太いうどん。しっかりとした存在感があり、お出汁の味わいを含みつつも食感豊かにお楽しみいただけます。

美濃吉のおでん

美濃吉のおでんイメージ

おでんもまた、寒い時期の定番人気商品。
大根や卵、結びしらたき、つくね、練り物など、それぞれの具材のおいしさを引き立てるため、おでんには専用に仕立てた、お出汁を使用しています。具材の組み合わせにも工夫を重ねながら、すっきりとしたお出汁のおいしさを大切に仕立てる、寒い季節におすすめしたい一品です。

湯葉と伊勢美稲豚の豆乳しゃぶしゃぶ鍋

湯葉と伊勢美稲豚の豆乳しゃぶしゃぶ鍋イメージ

年末年始の食卓におすすめしたいのが、この「湯葉と伊勢美稲豚の豆乳しゃぶしゃぶ鍋」。
伊勢のブランド豚・うまいね豚の優しい脂の甘さ、繊細で柔らかな肉質に合わせるのは、湯葉と豆乳を使った、まろやかでコクたっぷりの出汁。おせちとともに楽しんでいただく「年末のごちそう」として多くのお客様にご支持をいただいております。一年の締めくくりや新しい年を迎える食卓に、家族で鍋を囲む温かなひとときをお楽しみください。
※年末お届けのみの予約販売限定商品となります。

京野菜入りあったか和ポトフ ※本年の販売予定はございません

京野菜入りあったか和ポトフイメージ

美濃吉では、伝統を大切にしつつも新しい鍋にも挑戦しています。
これまでには、洋風のおでんともいえる「ポトフ」に京野菜を取り合わせたお料理も販売してまいりました。料理の形は変わっても、料理の形は変わっても、味の組み立てや、素材の持ち味を引き出す工夫、出汁の仕立て方には、やはり和食の考え方が息づいています。受け継いできた味を軸に、今の時代に楽しんでいただける新しいおいしさを考えることも、私たちの料理づくりのひとつです。これからも、こうした京料理に洋のエッセンスを加えたお鍋が登場することがございます。今後の新商品にもぜひご期待ください。

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