京洛四季暦

「飯蒸し」についてのご紹介

飯蒸しとは、もち米を水に浸けて十分に水分を含んだあと季節の野菜や魚介などを添えて
竹皮や笹で包んで蒸し上げたものです。

懐石料理では空腹を凌ぐ(しのぐ)という意味がある、「お凌(しの)ぎ」という献立の一つで使われます。献立の中盤より前に組むことが多く、腹もちの良い食材で工夫した料理を少量出します。
ふっくら蒸したモチモチのおこわに牛肉や鯛など様々な具材を添えた飯蒸しは
美濃吉のご飯物のギフトの中でも一番人気の商品です。

旨味たっぷりの具材を添えて

もち米の独特の食感と味をさらに引き立てるため、色々な具材を使った飯蒸しを取り揃えております。
さっぱりしたものやスタミナをつけたい夏には京都ならではの食材である「はも」や滋養たっぷりの「うなぎ」を使用。身体を温めたい冬には上品な味わいの「甘鯛」にたっぷり柚子あんをかけたものや
「鮑」と「雲丹」を使った豪華な飯蒸しをご用意しております。
この他にもお客様の支持が高い「牛肉」や「海老」を使った飯蒸しもございますので
1年通して様々な味がお楽しみいただけます。

こだわりの飯蒸しのご紹介

国産鰻の飯蒸し

脂がしっかりとのり身が引き締まった、国産鰻を使った飯蒸しです。人参や銀杏などで彩りを添え見た目も華やかに、鰻独特の旨味を楽しめます。

和牛の飯蒸し

柔らかな食感と上品な脂の甘みが楽しめる和牛を独自のレシピでしっかり味付けしました。甘辛味の牛肉がモチモチのおこわとよく合います。

美味しい飯蒸しの召し上がり方

温めていただいて、できたての風味と食感をお楽しみいただくのが一番です。
下記は美濃吉の飯蒸し商品の食べ方の一例です。

◎電子レンジで加熱される場合
凍った状態の飯蒸しのシートをはずして、籠のまま下記の時間を目安に加熱してください。
[電子レンジ500Wの場合]
飯蒸し1個で2分、2個で3分が目安です。
この時間加熱してもまだ硬い場合は、様子を見ながら再度30秒~1分程度加熱してください。

◎蒸し器で加熱される場合
凍った状態の飯蒸しのシートをはずして皿にのせ、強火で10分前後加熱してください。

飯蒸しに関連したお料理のご紹介

天然鯛の桜蒸し

飯蒸しには他にも同じ調理法を使う料理があり、もち米を水に浸して蒸し乾燥させたあと、粗挽きした「道明寺粉」をもち米の代わりに使用します。画像は薄桃色に色をつけた道明寺粉と鯛を使用し桜葉でくるんで蒸しあげたお料理です。ふっくらと咲くように蒸し上がった鯛の身からたちのぼる桜の香りと柔らかな食感が楽しめる春の人気のお惣菜です。

京料理美濃吉では「飯蒸し」ギフトを多数ご用意しています。
詳しくは下記ページをご覧ください。

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