4月の旬食材 桜花色の王様 鯛

鮮やかなピンク色の姿。
桜の便りが届くころ旬を迎える真鯛は、古来より「桜鯛」と称された天下の美味です。
新入学など、まさに”めでたい”春のお祝いの席を彩ります。

3月から6月が産卵期である真鯛は、体の中に栄養をたっぷりと溜め込んでいるため、ぎゅっと旨味が濃縮されています。
引き締まった身は、淡白ながら風味豊かな味わいが持ち味です。
その格別な美味しさ、美しい姿は、万葉の頃より格調高い縁起物として珍重されてきました。
新鮮なままお刺身・塩焼き・鯛めしなど春のハレの席に、「桜鯛」の呼び名にふさわしい華を添えるのはもちろん、煮付け・フライに天ぷらと、千差万別の料理法で愉しめます。

天然鯛の桜蒸し

もちもちの道明寺に包まれた天然鯛はやわらかく、桜葉の香りがふんわり香ります。
出汁が美味しいアツアツの餡でお楽しみください。

天然鯛の子と春野菜の炊き合わせ

ほろほろと崩れる食感が楽しい鯛の子とみずみずしい春野菜の炊合せ。
京都ならではの薄味で仕立てた、今しか味わえない季節の上品な一品です。

※こちらのページの内容は2023年3月時点のものです

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