3月の旬食材 竹藪に春の悦び 筍

たしかな歯ごたえと香りが魅力的な筍。
木々が芽吹きはじめ、桜を待ち望む時節に食をそそる春の味覚です。
ずんぐりとした姿が存在感ある、筍。
土をもたげて伸びるその姿は、みずみずしい雰囲気にあふれています。
姫皮は和え物にしてもよし。穂先はお汁の実として。真ん中あたりは煮物、根本は炒め物としても重宝されます。さまざまな調理法で、旬を満喫することができる、春の味覚。なるべく余すところなく味わいたいものです。カリウムや食物繊維が豊富で、ビタミンやミネラル等も含む食材です。
筍料理

天然鯛と京都筍の木の芽焼き ※画像左上
春に向かってもっとも美味しくなる天然鯛。豆腐の生地と京都筍で包み、照り焼きに仕立て、香り高い木の芽を叩いてさらに香りを引き立てあしらいました。
京都筍の木の芽和え ※画像右上
筍・イカ・蕗の3種類の素材の良さを、豊潤な木の芽の香りが引き立てます。
みずみずしい甘みが口いっぱいに広がります。
京都筍と若布の若竹煮 ※画像右下
山海の幸の滋養あふれる春の大定番。出汁の染み込んだ蕗を添えて、優しい甘みと出汁の深みが贅沢な出会いの一品です。
京都筍ごはん ※画像左下
自慢の出汁で炊きあげたごはんはふっくらと、京都筍を味わっていただくのに相応しい季節のごはんです。木の芽の香りを添えて。
※こちらのページの内容は2024年2月時点のものです